ペット保険の加入にマイクロチップ登録は必要?

ペット保険の加入にマイクロチップ登録は必要?

ペット保険の加入にマイクロチップ登録が必須とは限りません。多くのペット保険では、マイクロチップを登録していなくても申込みできる場合があります。ただし、保険会社や商品によって、本人確認の方法や申込条件としてマイクロチップ番号の入力を求めることがあります。

また、ペット保険への加入手続きと、マイクロチップ情報を国のデータベースへ登録する手続きは別です。保険に加入しただけで、マイクロチップ登録が完了するわけではありません。

ペット保険の加入にマイクロチップ登録が必要か

必要かどうかは、加入する保険会社・商品・ペットの入手経路によって決まります。マイクロチップ登録が申込条件に含まれていない商品であれば、未登録でも加入できる可能性があります。

一方で、次のような場合はマイクロチップ番号の提示や登録を求められることがあります。

  • 申込時に個体識別番号の入力が必要な商品
  • マイクロチップを装着しているペットを対象にした商品
  • 保険金請求時に、補償対象のペット本人であることを確認する場合
  • 契約後の情報変更や本人確認に、マイクロチップ番号を使う場合

したがって、「ペット保険に入るなら必ずマイクロチップ登録が必要」と一律には判断できません。申込み前に、保険会社の申込画面、重要事項説明書、約款で確認してください。

マイクロチップの登録とペット保険は別の手続き

マイクロチップの登録は、ペットの個体識別情報を登録する手続きです。ペット保険は、病気やけがの治療費などを補償する契約であり、目的が異なります。

そのため、マイクロチップを登録していても保険に自動加入することはなく、ペット保険に加入してもマイクロチップ情報が自動的に登録されるとは限りません。

なお、犬と猫については、販売事業者などにマイクロチップの装着・登録が関係する制度があります。ブリーダーやペットショップなどから犬や猫を迎えた場合は、購入後の所有者情報の変更登録が必要になることがあります。個人から譲り受けた場合なども、状況に応じて登録方法を確認してください。

保険会社がマイクロチップ情報を確認する理由

保険会社がマイクロチップ番号を確認する主な理由は、保険の対象となるペットを特定し、別のペットとの取り違えを防ぐためです。

ただし、マイクロチップがない場合に、写真、診療明細書、ワクチン接種証明書など、別の方法で確認する商品も考えられます。どの書類が使えるかは保険会社ごとに異なるため、未登録だからといって代替方法を自己判断しないことが大切です。

加入前に確認する項目

マイクロチップ未登録のままペット保険を申し込む場合は、次の順番で確認すると判断しやすくなります。

  1. 保険会社の公式な申込条件で、マイクロチップ装着・登録の必須条件を確認する。
  2. 申込画面で、マイクロチップ番号の入力が必須か、任意かを確認する。
  3. 番号を入力できない場合に、写真や健康診断書などの代替書類が必要か確認する。
  4. 契約後にマイクロチップを登録・変更した場合、保険会社への連絡が必要か確認する。
  5. 保険の申込みとは別に、マイクロチップ情報の登録や所有者変更が必要か確認する。

特に、申込画面で番号の入力が必須になっている場合は、未登録のまま先へ進めない可能性があります。その場合は、保険会社に「マイクロチップ未登録でも申込みできるか」「代わりに必要な確認書類は何か」を問い合わせてください。

マイクロチップを登録しているペットでも加入審査は別にある

マイクロチップを登録していることは、ペット保険の加入を保証するものではありません。保険会社は通常、年齢、種類、健康状態、過去の病気やけがなど、別の条件も確認します。

また、加入できた場合でも、契約前から治療中の病気や過去の傷病が補償対象外になったり、特定の部位・病気に条件が付いたりすることがあります。マイクロチップ登録の有無だけで、補償内容を判断しないようにしましょう。

結論:保険会社の申込条件と登録制度を別々に確認する

ペット保険の加入にマイクロチップ登録が必要かどうかは、保険会社や商品によって異なります。未登録でも加入できる場合はありますが、マイクロチップ番号の入力や代替書類を求められることがあるため、申込み前の確認が必要です。

まずは加入したい保険の申込条件を確認し、その後、犬や猫の入手経路に応じてマイクロチップの登録・所有者変更が必要かを確認してください。